人生

『どうでもいい』状態から普通の状態に戻す方法

『人生どうでもいいなんて思うな!』と言うつもりはありません。

長い人生、人生どうでもいいなんて思うことなど日常茶飯事です。

かく言う私も、かつて毎日のように『もう全てがどうでもいい』と思っていた時期がありました。

 

『どうでもいい』と思うに至った経緯

停止

私の体験談についてお話しましょう。

私はどこにでもいるサラリーマンです。

”人生どうでもいい”と思った時期は、非常に忙しく、ほとんど休む暇もありませんでした。

具体的には、みんながまだ寝ている頃に出社し、寝静まった頃に帰ってくる感じで、それが先が見えぬまま延々と繰り返されている状況です。

そして、土日休みは直前にならないと取れるかどうかわからず、気が抜けない日々が続いてました。

今から思えば、肉体的にも精神的にも健康とは程遠い不健康な状態が続いていたわけですね。

しかしながら、当時の私はそれに気付けませでした。

なぜなら、この不健康な生活が長期間当たり前になっていたため、気付けなかったのです。

当然このような生活が長きに渡って成立するわけがありません。

もう予想が付いているかもしれませんが、健康を害してしばらく仕事を休むことになりました。

休むと決まった時、緊張の糸がぷっつりと切れて安堵感が広がったのと同時に、『もう昇進も見込めず、会社生活の先が見えたな』と諦めの気持ちも出てきました。

 

腐敗

休んでいる間は基本自由な時間を過ごすことになりましたが、その反面悩ましいこともありました。

それは外出する時です。

四六時中家にいてもいいのですが、家でやれることと言えば、本を読んだり、動画を見たりと限られているため、正直だんだん飽きてきます。

毎日外に出てバリバリ働いていたわけですから、たまには外に出ないと息苦しいのです。私は物思いにふけながら散歩するのが好きなのですが、それをしたくなるのです。

しかし、ここで問題が発生します。

普段昼間にいない人が家から出てくるわけですから、周りの人は何で?となるわけです。

最初の数回は有休だといえば誤魔化せますが、2回、3回と続くと会社を休んでいることがバレてしまいます。

そこで、昼間の外出の時は隠密行動です。

気にしない人は関係ないんでしょうけど、私はバレるのは嫌でしたね。

次に上手く外出できたとして、何をするかというと・・・

漫画喫茶に行き、アイスを食べながら夕方までひたすら漫画を読むという生活。

楽しい漫画を読んでいても、ふとした瞬間に『自分が遊んでいる間にも、同僚は今働いているんだなぁ』という思考が頭をよぎります。

そして、最終的に『もう人生どうでもいいか』と諦めの言葉が湧いて出てくるのです。

この繰り返しがひたすら続いていました。

 

再起

漫画喫茶に暫く入り浸ったのですが、それも長くは続きません。家と同様に飽きがきますし、会社を休んでいる間は給料も減額されるため、お金もシビアにならざるを得ません。

では、次にどうしたかというと、図書館に入り浸りあらゆるジャンルの本を読みました。

小説、子育て、自己啓発、アウトドア、写真の撮り方、健康、ダイエット 等々・・・

幸い本を読むのが好きだったので、朝一で行き、夕方までひたすら本を読むことは苦痛ではなかったですね。

そして、図書館に行く時には朝一で行きますから、堂々とスーツを着て行きました。そうです、隠密は不要になったのです。

これは気分的にも楽になって、健康生活を後押しした感があります。

そして、しばらく規則正しい生活を続けて健康を完全に取り戻し、仕事復帰に至りました。

私が人生どうでもいいと至った経緯は、”会社生活に先が見えた”ということが一番の要因です。

正直、同じ状況に置かれた場合でもこんなレベルは大したことないと思う人もいるでしょう。

では、その違いは何なのかと言えば、”今生きている世界が全てと思っているかどうか”ということだけだと思います。

少なくとも私は、会社という組織の中で自分の存在意義を見出していたのは間違いありません。一方、同じ状況に置かれてもそう思わない人は、自分の価値を確認する場をいくつか持っているのではないかと思うのです。

今から振り返ると、当時の私は会社という閉じられた空間の中で自分の人生が完結していたため、会社の中での評価というものが全てになっていたのです。

 

『どうでもいい』状態から普通のレベルに戻す方法

これまでの体験を踏まえて、人生諦めムードから普通のレベルまで戻す方法を紹介します。

人生諦めムードから人生を楽しくする方法と言いたいところですが、もう少し現実的な話をします。

 

一つの閉じられた空間以外の空間を体験してみる

先程、図書館でジャンル問わず本を読みまくったと書きました。

その中で勉強になったのは、仕事とは関係のないアウトドア、写真の撮り方、健康、ダイエットに関わる本ですね。

例えば、ほぼ無縁だったアウトドアですが、本で得た薄っぺらい知識を何とか活かして、1日キャンプをしてみました。

わずか1日のキャンプ体験でしたが、道具を段取りするところから、火を起こして食事にありつけるまでの体験は、いかに自分が狭い範囲で生きていたかを認識させられました。

また、健康を害して休みになったことから自ずと健康と多くの人が悩んでいるダイエットにも興味を持ち、勉強をしました。その中で、いかに不健康な食生活を送っていたのかと多くのことを気付かされる結果となりました。

そして、食生活や睡眠を改善する傍ら、ダイエット検定なるものも受験しました。完全な趣味ですけどね。

その他色々体験したのですが、これらの活動を通して思ったのは、”一つの世界に依存するな”ということです。

人生どうでもいいという状態に陥っている人は恐らく、私と同じように今いる世界が全てだと思っている可能性が非常に高いと思います。

ですから、ここで言いたいのは関係ない人の色んな話を聞いたり、調べたことを実際に体験してみてください。きっと、今いる閉じられた空間から脱出するきっかけとなるはずです。

因みに、閉じられた空間の一つの事例として会社を挙げましたが、閉じられた度合いが色濃く出るのは社会人より、高校生以下かもしれません。

今や小学生だってネットを介して色々調べものができる時代とはいえ、高校生以下は自分や親が教えてくれない限り、社会に出たら選択肢がこんなにあって、こういう生き方もできるという知識をなかなか得ることができません。

ですから、学校という閉じられた空間で完結しがちです。

ですから、勉強で忙しいながらも、色んな人と会って、色んな本を読んで見識を広げておくと、人生早々に諦めムードにならなくて済むのではないかと思います。

 

周りに期待しない

あと言いたいことは、”周りに期待するな”ということです。

どうしても自分が何か行動すると、その行動に対して相手から感謝されたいとかどこか期待してしまうはずです。

でも、相手からしたら実施ありがた迷惑なところもあるんですね。ですから、最初から感謝ありきで行動するとストレスが溜まるだけです。

実際相手を変えることはできなくはないですが、相当な労力が必要です。それを全人類に実施するのは不可能といっていいでしょう。

ということで、自分が変わる方が早いです。その結果、相手が変わってくれることもありますしね。

 

『どうでもいい』状態から普通の状態に戻す方法まとめ

正直、人それぞれ今置かれている状況は違いますし、持って生まれた性格は違うでしょう。

ですから、解決する方法は細かく見れば違うのは間違いありません。

ですが、大きい観点から見れば共通する部分があり、解決する方向性は同じだと思います。

今回、あなたがその大きい観点での解決方法を実際に行ってみて、”人生どうでもいい”から”普通の状態”に戻れたなら嬉しい限りです。

いきなりトップレベルの人生楽しいを目指したらいけません。まずは、普通の状態になることを目指しましょう。

まだ人生諦めるのは早いです。色々試して道を切り開いてください。

 

以上、『どうでもいい』状態から普通の状態に戻す方法でした。

-人生

© 2020 Mindstyle Press