「将来が不安だらけでしょうがない・・・。」
「今度の発表を上手く乗り切れるか正直不安です。」
という心配性の方って結構多いですよね。
そんな心配性を解決するための方法を私の体験からご紹介します。
私は仕事の先が見えない不安感から体調を崩した経験があります。長い間不安を抱えることは、健康状間違いなく良くありません。
ですから、すぐにでも解消する必要があります。
人生は長いです。
長いからこそ、当然様々な困難が立ちはだかります。
そして、その困難に向き合うにあたり、強い不安に襲われることも時にはあるでしょう。
でも慌てる必要はありません。なぜなら、誰しもそのような経験はあるからです。
当サイトを通じて『不安って結局こういうものなんだな』とか『適切な対処を行えば怖くないんだな』とか感じてもらえれば幸いです。
Contents
心配性になってしまう5つの理由
心配性に陥ってしまう理由は、長い期間不安に晒され続けてきたためです。
ですから、その不安が発生する理由が分かり解消してやれば、少しずつですが心配性が解決していくでしょう。
ではそもそも人が不安だらけになる時は、どんな時なのでしょうか?
結論から言うと、人はわからないことに対して不安を覚えます。
ということで、不安が生じるパターンについて見ていきましょう。
失敗するかもしれないと思った時
『○○が上手くいかなかった時どうしよう』という、来たるイベントに対して失敗ありきで考えてしまう場合には、不安がつきまといます。
○○って、例えば、何かの発表会の時や今後の人生に影響を与えてしまう試験の時なんかが当てはまると思います。
私も入試の前日なんかはさすがに不安と緊張でなかなか寝付けなかったですね。
先行きが見えない時
例えば、将来の先行きが全く見えず、今悩み苦しんでいることがいつ終わるのかわからない時に不安に駆られることがあります。
例えば、仕事で大きなプロジェクトを抱えているリーダーだとしたら、計画に遅れが出ないように長きに渡って気を張って管理していく必要がありますよね。
具体的には、上司からの激は飛ぶし、出来の悪い部下の面倒を見なければならないしで、板挟み状態が続き、『この状態はいつになったら終わるんだろう?』という不安に駆られるといった場面なんかが想像できます。
理解できないことがある時
人は理解できないことがあると不安を覚えます。
例えば、普段通勤や通学で使っている通い慣れた道に、得体の知れない置き物が突如として置かれたとします。
見た目は気持ち悪く、何が目的で置かれたのかもよくわかりません。
そんな時きっと、不安を覚えるはずです。
生死に関わる時
例えば、あなたが道を歩いていたとして、あなた以外の人たちが一斉に一方向に逃げ始めたとしましょう。
その時、あなたも不安になって同じ行動を取りませんか?
おそらく、遅れながらも同じ行動を取るにちがいありません。
なぜなら、それは直観的に生死に関わることが起きたと思うからです。
現代社会で、なかなかそのような場面に出くわす確率は低いと思いますが、有り得なくはないです。
トラウマにより引き起こされた時
最後のパターンとしては、衝動的に不安を覚えるパターンです。
要因としては過去のトラウマによる問題です。
これは幼少期に酷く悲しいことが起きたり、周りから愛されなかったということが原因で引き起こされる場合があります。
これらの辛い経験に対して、幼少期には真正面で受け止めて解決することは非常に難しいので、心の奥底にしまい込んでバランスを取ろうとします。そして、それが大人になった時に衝動的に現れるのです。
しかし、当の本人はなぜ衝動的に不安に駆られるかわかりません。なぜなら、心の奥底にしまい込んでしまっているので、要因として取り上げることができないからです。
心配性を解消するための5つの方法
失敗するかもしれないと思った時の対処方法
こちらの対処方法は、『ひたすら練習する』です。
人は慣れてないことに対しては不安を覚えます。ですから、そのシチュエーションに何度も身を置き、慣れさせるのです。
幸い、これからどういうことが行われるかわかっていますよね。
例えば、面接なら面接の練習をひたすらするが答えですし、試験ならその範囲の問題をひたすら反復することで解決できます。
解決の敵は、当人の怠惰だけです。ですから、この問題は努力だけで対処できます。
先行きが見えない時の対処法
先行きが見えない状況に陥るのは、自分ではコントロールできない領域が多く、周りの人もたくさん関係している時が多いです。
こちらの対処方法は、『自分が変わる』ことで対処します。
人の根本的な性格は幼少期で決定されると言われています。そして、その性格を大きく変えることはなかなかハードルが高いです。
あなたも、友人や家族の性格に対して『ここを直した方がいい』とか何度か言ったことがあるかもしれません。
しかし、結果はどうでしたか?
一瞬は直るけど、またすぐに戻ってしまったことが多々あったのではないでしょうか。
ということで、周りを変えるより、自分の物事の捉え方を変えることで対処する方が早いですし、ストレスも少ないです。
理解できないことがある時の対処法
対処方法としては、理解できるところまで徹底的に調べるのも手ですが、不安になるぐらいのことですから、あなたが抱えているものがきっとすぐには理解できないレベルだと思います。
そういう時は、『一旦仮説を立てて解釈する』という方法が有効的です。
今こういうことが起きているのは、おそらくこれが原因だろうと解釈するのです。とりあえず、わからなければこじつけでもいいです。
仮説を立てる中でも不安は解消されていきますし、仮説を立てれた時もちょっとした喜びで、不安がぐっと解消されます。
生死に関わる時の対処法
生死に関しては、『身を守るグッズを日頃から準備する、健康のために運動をする等』、日頃の準備が物を言います。
ですから、手を抜かずにコツコツ行っていくことで対処します。
しかし、生死に関してはいくらでも拘ることができるため切りがありません。
拘り過ぎて不安が大きくなってしまっては本末転倒なので、自分はここだけは譲れないという部分に割り切って準備をしましょう。
トラウマにより引き起こされた時
こちらはまず、過去のトラウマが何かを探り当てるところから始まります。
自分は日頃どういう時に不安になるのか? そして、不安になった時のシチュエーションで過去に辛い思いをしたことはないか? といった視点で自分と一つずつ向き合う必要があります。
そして、探り当てることができたなら、その問題に対して正面に向き合い、素直な感情をまず紙に書き出してみるのです。
こういう場面の時に自分はこう思い、辛かったなどです。
そして、ある程度気持ちの整理が付いたなら、その気持ちを引き起こした本人に直接その思いをぶつけるのが一番よいです。
しかしながら、今さら本人に出会うのが難しかったり、感情をぶつけるのも苦手な人も多いのもまた事実です。
そんな時は、本人と直接対話しているという仮想シミュレーションのもと、思いをぶつけるのです。誰かに代わりを務めてもらっても構いません。(むしろそちらの方が効果的です)
最後はお互い気持ちも晴れ晴れとして、無事解決したというストーリーで実施してみてください。
仮想シミュレーションでも何回も行っていく中で、事実として脳が受け取ってくれます。
心配性を克服する方法まとめ
心配性になる5つの要因と克服方法についてまとめてきました。
いかがだったでしょうか?
人生楽しいこともあれば、不安なこと、辛いことなど負の感情も入り混じっての生活をせざるを得ない現状があります。
そんな負の感情を少しでも当サイトで和らげたなら幸いです。
以上、心配性になる5つの要因と克服方法でした。